土壌汚染は、ある一定量を超えた有害物質が長期間にわたり変質せず汚染が持続する「蓄積性の汚染」であり、静かで目に見えないため、知らずに汚染の存在する土地を購入又は所有しているとも限りません。
このような土壌汚染のもつ特徴から土地取引の場においては、土壌・地下水汚染リスク調査を実施することが必要不可欠となっています。
1.土壌・地下水汚染リスク調査
環境サイトアセスメントは、現地分析を伴わない調査でフェーズ1とよばれ、調査から汚染が存在した場合の対処・措置までの最初のプロセスとなります。
2.環境サイトアセスメントの実施手順
環境サイトアセスメントとは、基本的に現地土壌の分析調査は行わず、書類調査やヒアリングや現地視察の結果より、定性的に土壌・地下水汚染に関するリンクについて診断を行う調査です。
環境サイトアセスメントの実施手順およびその内容については下図のとおりです。
